中国地方の遺品整理・生前整理業者｜こころテラス

こんにちは、こころテラスです。 
このコラムでは、全国の皆様から寄せられた遺品整理・生前整理の体験談をご紹介しています。
今回は、生前整理についての記事をいただきました。

生前整理の動機づけ

私は最近、自分自身の残りの人生のことを考え、身の回りの片付けに取り組みはじめています。
ですが、今まで本格的に片づけをしたことがないため、不要な物がたくさん自宅にある状態です。私と同じように、どこから手を付けたらいいかわからない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

いざ片付けに取り組んでみても、なぜか不要な物が全くないように思えてきます。なかなかキッパリと物を手放すことができず、困ってしまいます。
そんなとき、自分自身に問いかけていることがあります。
それは、__自分の残りの人生をどう生きるか__ ということです。

生前整理は自分のために

自分の残りの人生と不要な物、果たしてどちらが大切でしょうか？
———断然、残りの人生の方が大切ですよね。
そんな貴重な残りの人生を、不要な物に囲まれて不自由に過ごす・・・そんなのはたまりません。

もちろん、自分のためではなく家族や知人のために、迷惑をかけたくない。そういう動機もあります。この考え方も悪くはありません。誰でも、周りの大切な人々を困らせるなんて嫌ですよね。

ですが、他人のためか自分のためかを考えると、やはり自分本位のほうが断然やる気は湧いてきます。自分の残りの人生がより充実した、素晴らしい人生なることを思い描けば楽しくなります。必要な物や大切な物に囲まれた生活でより生き生きした生活を送りたいです。
周りへの配慮も大切なことですが、やはり自分の人生は自分だけのものなのですから。

生前整理の効能

いま、少しずつですが片付けを進めています。
不要な物を片付けて気づいたのは、残した愛用品が何倍にも魅力的に感じられることでした。
また、不要な物を見るたびに感じていた否定的なイメージからも開放された気がします。数年前から置きっぱなしの不用品、それが視界に入るたび、なんとなく苦い気持ちを感じていました。「片付けられないだらしない自分」というイメージが染み付いていたのでしょう。
先日決意を固め、そのような品をいくつか処分しました。後味が悪いかと思いきや、意外なほどスッキリした気分になれました。

まずは自分の周りから

そんな生前整理に取り組む際に、気を付けたいポイントをお伝えしたいと思います。自戒をこめて。
それは、ご夫婦で取り組まれる際には絶対にまずは自分の物だけに手を出すことです。
夫や妻の物に勝手に手を出してはいけません。

私も片付けているとき、夫のものが気になることがありました。
心のなかで「私が片付けたスペースにまた要らないものを置いて！」と憤慨していました。
ですがそこはぐっとこらえて我慢しました。
もし、このような自分の物以外の物を片付けたいと思いだしたときは、まだ自分の物をすべて片付けることができていない状態なのだそうです。
片付けは、相手にも伝染するといわれているので、夫や妻がなかなか片付けをしてくれないという悩みを抱えている方も心配する必要はありません。
自分がしっかりと残りの人生のことを考えているのなら、すぐにとはいかなくともいずれ相手にも片付けは伝染するはずです。

私はこれから、大切な残りの人生をより輝かせるため、頑張って生前整理を進めたいと思います！