中国地方の遺品整理・生前整理業者｜こころテラス
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遺品整理士の資格を遺品整理業者が保有しているかどうかは、良い遺品整理業者かどうかを見分けるポイントの一つです。
一般社団法人・遺品整理士認定協会が認定する遺品整理士は、廃棄物やリサイクル品を取り扱う際の法規制をよく理解しており、遺品整理業の正しい知識や処理技術も持っています。
行政機関が遺品整理士を保有する遺品整理業者に対して、最優先に業務を発注するように働きかけをする動きもあります。
みかん箱90箱（850㎏）程度の遺品の場合は、50,000円程度からといった料金システムや、間取りが1Kの場合1～2名のスタッフさんが作業をして費用が40,000円程度からといった料金システム、何㎡につき何円の費用がかかるといった料金システムの遺品整理業者があります。
どの遺品整理業者を選ぶかは、遺品整理を行う部屋の大きさや遺品の量にもよりますが、あくまで見積もりなので、実際に遺品整理を行った結果、見積もりと異なってしまう場合もあります。
その際に、遺品整理業者がどのような対応をするかを事前にしっかり聞くことが重要です。
遺品整理業者の中には、追加料金を請求しない業者もいますが、逆に追加料金が非常に高く、結局、高額な請求をされてしまう可能性もあります。
悪徳な遺品整理業者は、あいまいな料金システムで遺品整理を請け負って、整理が終わった後に高額な追加料金を請求することもあるそうです。
あなたが依頼した遺品整理業者が、不正な廃棄物処理が行う可能性もあります。
最悪、遺品を山などに不法投棄されてしまい、遺品の中に故人の身元がわかるものがあると、遺品整理をしたあなたに問い合わせがくる可能性もあります。
このような悪質な遺品整理業者を見分けるポイントとして「家庭系（生活系）一般廃棄物収集運搬」の許可を持っている業者と提携しているかどうかをチェックしてください。
また、上記に該当しない遺品整理業者に対しては、市町村の家庭系（生活系）一般廃棄物の持ち込みルールを順守しているかどうかのチェックが必要です。
悪徳な遺品整理業者は、ネットで批判されたり、悪い噂が地域で広がったりして、長くは営業できませんので、営業年数をチェックすることも、良い遺品整理業者かどうかを見分けるポイントの一つです。
遺品整理という分野の仕事はまだ新しい業態なので、5年以上の営業年数がある遺品整理業者であれば、ある程度信用できるかもしれません。
また、遺品整理業者と一口に言っても、色々なサービスを行う業者がいて、主に室内の片づけを行う業者もいれば、遺品整理の後、特殊清掃まで請け負う業者もいます。
また、遺品を供養するお炊き上げに対応したり、遺品の買い取りを行う遺品整理業者もいます。
お炊き上げを依頼する場合は、御供養証明書を発行してくれる遺品整理業者がありますので、確認してから依頼しましょう（私どもでは供養修了証をご郵送させていただいております）。
遺品の買い取りを行う遺品整理業者は、古物商許可が必要なので確認しましょう。
ただ、高価な遺品を安い価格で買い叩かれる可能性があるので、複数の買取業者で査定してもらうのが良いかと思います。
買い取ってもらうか迷ったら、トランクルームなどを借りて一時保管してから、親戚などの意見を聞いて決定することも重要です。
リフォームの斡旋まで行う遺品整理業者もいますが、賃貸物件の場合は、リフォームや原状回復は大家さんや管理会社にまず相談してください。
遺品整理といった経験は、人生の中でもそう多くはありません。
ご遺族の方が、膨大な遺品の前で呆然となったり、孤独死させてしまったという心の傷を負ってしまったりすることもあります。
遺品整理業者が依頼主の心理や状況をよく理解し、気持ちに寄り添ったヒアリング＆遺品整理を行ってくれるかどうかをチェックすることも、良い遺品整理業者かどうかを見分けるポイントの一つです。
依頼時の対応などで誠意を感じられないなど、事務的に遺品整理を行なう業者に任せて、悔いを残さないようにしていただきたいと思います。
